持ち込める?持ち込めない?海外旅行の注意点
旅行となると、荷物が多くなりがちです。国内旅行なら気にしなくていい持ち物も、海外旅行となると機内に持ち込めるのか、渡航先に持って入れるのか、はたまた現地で買ったものは日本に持って帰れるのか気にしなくてはいけません。楽しい旅をするためにも事前にチェックしておきましょう。
国際線機内持込手荷物の注意点
テロの危険性から、機内に持ち込める手荷物は厳重に規制されるようになりました。ナイフやハサミなどはもちろんですが、ついうっかり持って出てしまうのが液体製品ではないでしょうか。女性は特に化粧品などの液体製品を持っています。機内へ持ち込めるのは20cm×20cmのジッパー袋に入るだけの100mlまでの容器に小分けした液体製品です。香水やハンドクリームから醤油、バターなどの食品もこれに該当するので気をつけてください。
ただし、ゼリー・漬物・味噌はこの範囲でも持ち込めないので持っていた場合は手荷物検査場で破棄することになります。また、離乳食は提示すれば持ち込めますのでご安心を。
帰国時、日本に持ち込んではいけないもの
麻薬などは言うまでもありませんが、代表的なものにコピー製品、ワシントン条約で定められた動物の毛皮や象牙などは日本に持ち込むことはできません。ただし、ワニやトカゲなどの爬虫類の革製品はOKです。
また、肉製品や土のついた植物類も制限があります。ただし、事前に日本に持って入れるように現地で検疫を受けているものは持ち込めます。ハワイのビーフジャーキーや、大手旅行者のツアーで勧められたシンガポールの蘭の花束などは持ち込めることが多いので現地で確認してみてください。
渡航先の国にも持ち込めないものがあります
日本に持ち帰れないのと同じように、渡航先の国でも持って入ってはいけないものがあります。有名なのはシンガポールのチューインガムですね。シンガポールは他にも噛みタバコや銃型のライターが持込み禁止になっています。また、紙巻たばこもシンガポールの税金を払わなければ持ち込めないので注意が必要です。
ほかの国も食品(特に肉製品や乳製品)は規制されていることが多いため、旅行の際は予め渡航先の情報をチェックしておきましょう。