【わたしの旅】心をリフレッシュ!弘法大師の教えにあやかりに高野山へ
2014/09/12【読者投稿】わたしの旅コメント(0)
ある時ふっとひらめいて、和歌山県の高野山へ向かいました。大阪から南海高野線に乗り、ケーブルも利用しながら山を登り高野山へ。
観光地よりも神聖な印象「高野山」
山々に囲まれた集落が「高野山」という小さな村になっているような印象。お寺やお土産屋さんが連なっていますが、清水寺とかの観光地らしい雰囲気はなく、とても静かで神聖な空気が漂っている場所でした。
宿泊は参拝者のための宿泊施設「宿坊」で
しばらく楽しんだ後、楽天トラベルにて予約していた、僧侶や参拝者のために作られた宿泊施設「宿坊」に向かいました。宿坊はクチコミと自分の予算で相当かと思われたお寺を選びました。
日本庭園が見える和室の部屋で何もなく、それが心の余計なものを洗い流してくれる空間に感じて、しゃきっとしました。あいにくの雨だったので、その日は決行されなかったのですが、通常は夜に住職さんが高野山を一緒に案内してくれるとのことでした。
今回は、写経と翌朝ごま祈祷への参加をさせてもらいました。。精進料理を食べたり、シンプルなお寺の生活を体験できるのも、自分の日常生活を見直せる良いきっかけになったと思います。
ふたたび歩いて高野山へ
宿坊から高野山までは歩いて行けたので、荷物を置くと早速出かけました。コケに覆われた墓石が携帯中を占め、自然と魂が一緒になったような、なんとも美しい光景でした。墓碑には社会科の教科書で出てきたような歴史上の武士や人物の墓がありましたが、偶然にも自分が以前勤めていた会社が建てた石碑を見つけて、驚いてしまいました。澄んだ空気の中をシンプルな心で歩き続けると奥の院が見えてきます。お大師様に感謝と共にお参りし、来た時とは異なる路を通って外に出ました。
高野山はぴりっとした清々しい空気が流れています。観光地と呼ぶ以上の、何度も行きたい学びの地でもあると感じました。